岡山晴れの国ぐらし

移住者インタビュー

三村 絵美さん

元気いっぱい駆け回れるような場所で子どもたちを育てたい!

WEBデザイナー・翻訳家 三村 絵美さん

プロフィール

神奈川県出身
家族構成は、米国・ハリウッドの映画製作に携わるフリーランスのVFXデザイナーの夫と子ども3人(移住時は2人)
安全で健康的な子育て環境を求めて2018年、NYから日本へ
半年かけて8自治体を下見し、2019年春、和気町にIターン移住。現在は、夫と立ち上げた越境ECサイトを通じ海外顧客に備前焼を販売

移住先

和気町

この町なら安心して子育てできる!

ニューヨークは医療費も教育費も高く、子ども一人では短時間でも外を歩けない状況。3人目を授かりたいと思ったタイミングで、「安全な場所で子育てしよう」と日本への移住を決意しました。「子どもが思いっ切り走り回れる場所」に憧れたこと、ポルトガル出身の夫が、海が大好きで、海が近くて地中海に似た気候を希望したことから、瀬戸内海沿いの8自治体に数日ずつ滞在し、自分たちに合う子育て環境を比較しました。和気町を選んだ決め手は保育園と町の対応でした。特に、保育園の園長先生や保育士の方と直接会って話が聞けたこと、「すぐ町立保育園に入れる」という安心感は大きかったです。また、町を案内してくれた移住相談員の飯豊さんも移住を経験されていたので、実際に利用していた町営住宅を見せてくださるなど、フレキシブルで丁寧なサポートもとても心強かったですね。


移住者に対してウエルカムな町

散歩中に高齢の方が話し掛けてくださり野菜をいただくことも。
日本語の話せない夫とも英単語や身振り手振りでコミュニケーションを取ろうとしてくださるなど、町全体がウエルカムな雰囲気に満ちています。
大人がフレンドリーだから、子どもたちもとてもフレンドリーで、オープンマインド。
子どもたちも移住してすぐに友達ができました。
私たちも町から交流会などのイベント、「こういう方がいるから友達になってみては」と案内してもらった情報を選んで参加するうちに自然と友達が増えました。
押し付けではない、適度な距離感が心地よかったです。

移住者に対してウエルカムな町

「こういう風景の中で子育てしたい」と思い描いていた通りの町。子どもが自転車で行き来できる距離に同年代の子どももたくさん住んでいる、最高に恵まれた環境です。


子育て最優先の親子が集まる町

和気に移住してきた多くの子育て世帯が子どもを最優先に考えているので、育児を母親一人に任せず二人で頑張っている方が多く、互いの仕事や趣味など自分らしい生き方も尊重し合っている印象。
父親同士が子どもを連れて集まって外遊びする姿も普通に見られる環境なので、女性も育児と仕事を両立しやすいと思います。
広い場所で子どもたちが走り回ったり自転車に乗ったり、「こういう風景の中で子育てしたい」と思い描いていた通りの町で、コミュニティのつながりもあり、ちょっと歩いていけば友達の家もあるので、最高に恵まれた環境だと思います。


小さい町「和気」のポテンシャル

「和気」という名前は、移住前は全く知りませんでしたが、実際に住んでみると岡山駅まで電車1本で行けるし、姫路や神戸にも行きやすい。
地域では高齢の方が、畑作業をしたり、熱心に趣味に打ち込んだり、地元のクラブでコーチをしたりとものすごく活発に活動されていて、そういった方々の知識や経験を生かせる場がもっとあればと思います。
また、目的意識があって、かなえたいライフスタイルを求めて移住して来られた女性の方も多く、行動力もあるので、高いポテンシャルを秘めた人が集まっているなと感じています。
和気町は小さな町ですが、だからこそいろんな人と知り合う機会も多いので、お互いに刺激し合って、女性が活躍する場も増えるのではないかとワクワクしています。
私たちも町営住宅でハリウッドの仕事を手掛けることもありますし、備前焼を世界に紹介するウェブサイトも立ち上げました。
地方にいてもパソコンとインターネットがあればグローバルなビジネスができることを自分たちが証明して、若者にも伝えていきたいですね。

小さい町「和気」のポテンシャル